2019.11.20

料理コンテスト北九州・小倉の様子をご紹介

こんにちは! 先日、Be BLOOMの社内料理コンテストの地方予選会が開催されました。今回は、北九州・小倉の様子をお届けします。

 

Be BLOOMが運営する各業態の料理人が、年3回テーマに沿って腕を競い合う「社内料理コンテスト」。地方大会で揃ったメニューの中から、上位の品々が決勝戦に駒を進めます。

 

今回のテーマは「お店の武器になる海鮮を使ったメニュー」

 

小倉にお店を構える「あや鶏」「八州」「鶏きち 魚きち」「門限やぶり」の料理人が考案した6品が審査されました。

 

そして、審査は、製作者の名前を伏せた状態で運ばれた料理を2名の審査員が試食。

 

 

審査内容はBe BLOOMが重視する「九州感」をはじめ、見た目、味、アイデア、などの料理自体の評価。

 

そして、ネーミング、実用性、コスパといった専門的な基準まで計7つの観点で採点します。

 

およそ1時間、一品一品丁寧かつじっくり審査されていきました。気になるメニューと審査結果はいかに…!

 

1品目:ポテトサラダDE明太サーモングラタン

 

熱々の鉄板に、少々大きめのじゃがいも、明太子、サーモンがたっぷり入ったグラタン。上にかかったチーズが明太子のしょっぱさとマッチしています。

 

製作者の鶏きち 魚きち 前川さん

 

「福岡名物の明太子を使うメニューにしたいと思い、女性に人気のポテサラやチーズを組み合わせてみました」

 

 

 

2品目:炙り〆鯖〜柳川風〜

 

肉類などを笹掻きゴボウと共に甘辛く煮て卵で閉じた「柳川風」。今回は、お肉の代わりに〆鯖を使った一品に仕上げています。ピリッと山椒と唐辛子が効いているのも特徴です。

 

製作者:鶏きち 魚きち 宮崎さん

 

「〆鯖は、最初酢が強かったので炙りに変えました。さらに酸味を落とすために、山椒と唐辛子を加えています」

 

 

 

3品目:鯛の和風生春巻き 大分のカボスに包まれて…

 

揚げた鯛をレタスと生春巻きで包み、とろりとしたあんがかかっています。他のお店では、生春巻きは冷たいまま出されることが多いですが、あえて温かくしているようです。

 

製作者:門限やぶり 楠光さん

 

「前回料理コンテストに出したときは、食感で厳しい評価をいただきました。そこで今回は、食感と見た目、温かい状態で提供などギャップにこだわりましたね」

 

 

 

 

4品目:新鮮まぐろの鉄板レモンステーキ

 

長崎・佐世保名物のレモンステーキのステーキを鮪に代えた一品。実際に、レモンステーキのタレが使われています。

 

製作者:あや鶏 宮本さん

 

「鮪を贅沢に厚く切ることで、見た目にこだわりました。鉄板のじゅ〜っと音がするのも感じて欲しいです」

 

 

 

5品目:鮪を贅沢に!鮪の塩辛

 

イカの塩辛を贅沢にも鮪に代えた一品に。ちょっとピリッとした辛さを加えるために、鷹の爪が入っています。

 

製作者:八州 井手さん

「八州は日本酒が豊富に揃っているので、お酒の肴で何か一品作れないかと思い考案しました」

 

 

 

 

6品目:シーフード辛麺!!

 

宮崎県のきねうち麺を使い、本場の辛麺を再現した一品。イカやエビなどのシーフードを入れている他、水炊きスープを使うことで素材の旨みを生かしています。

 

製作者:あや鶏 宮本さん

 

「春雨で代用できるかと思いましたが、しっかりきねうち麺を使うことでより辛麺を楽しんでもらえると思います。コチュジャンやパイタンを使っているので、より辛さも体感できます」

 

 

 

全メニューを審査し終わった後、製作者の皆さんが集められました。審査員から一品一品丁寧な評価が伝えられます。

 

「全体的に、面白いメニューが多くレベルが高かったと思います。

 

ですが、このコンテストは、料理開発ではなく商品開発なので

 

・九州感が溢れる商品になっているか

・商品名が完成した料理と合致しているか

・お客さん目線で商品を見ているか

・お客さんが商品名から想像したものとのギャップを埋められているか

 

 

以上が大切になってくると思います。それを踏まえた上で、さらにレベルの高い商品が仕上がると思いましたね」とのコメントが。

 

 

緊張の面持ちですが、真剣な表情の製作者の皆さん。最後は、各商品を試食し合い、それぞれ感想を述べ合っていました。

 

 

この6品の中から、決勝戦に進むメニューはあるのか!結果が待ち遠しいですね♫